帝都神風倶楽部[ 第14帝國 ]

出 撃 記 録

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作戦名 帝都神風倶楽部 第伍話〜逢魔ヶ刻〜
会 場 池袋LIVE INN ROSA
日 時 2016年10月2日(日)
出撃リッター 風間 利之 少佐/黒崎 蓮 大尉
立花 馨 大将/鳴海 建一 少将/夜桜 星丸 少将/加納 友緒 中佐/
和久井 歩 少佐/長沢 環 大尉/和久井 歩 少佐/斑奈 翔馬 准尉
脚本・演出 風間 利之

黄昏時は逢魔ヶ刻…風間少佐が議会派に?!帝都に何かが起こる…!

逢魔が刻……何とも妖しく幻想的なタイトルを冠した今回の公演。 その意は「夕方の薄暗くなる、昼と夜の移り変わる時刻。魔物に遭遇する、あるいは大きな災禍を蒙るといわれる時」。

帝都においても、夕暮れどきは魔に魅入られる危険な時間といわれています。
そんな妖しくも美しい刻限……世界の理を知るものが、その筋書きをほんの少しいじるだけで、人々は文目もわかぬ薄闇の中に迷い込んでいくのです。
さて、今回はどのような物語になったのか…?

「諸君らの中に軍部による独裁を良しとしない者は多いはず!元来國とは政治とは民衆のもの。議会による民主政治こそが正しき国政、あるべき姿!さあ覚醒せよ臣民諸君!」
衝撃的な風間少佐の演説シーンから始まった今回の物語。 ライヒスリッターは軍事独裁政権の筈。その一員である風間少佐が民主政治を説く…?語られる内容を聞くにつれ、みなさんに違和感が広がったのではないでしょうか…。

今の風間少佐は、風間少佐ではない。……議会派軍「風間准将」と名乗ります。
帝國は一体どうなってしまったのか。世界はどのように姿を変えてしまったのか?!

今回の目玉のひとつはこちら!なんと、ついに、帝都神風倶楽部オリジナルテーマ曲が完成しました!
斑奈准尉作詞作曲プロデュースによる凛々しく力強い楽曲は、新たな帝都神風倶楽部のはじまりを予感させます…。
Vo.斑奈准尉、G.黒崎大尉、朗読.風間少佐によるオープニングは圧巻の一言。ぜひみなさん今後もご注目を!

今回より任官となった斑奈准尉…翔馬さんは、いままでもゲストとしてたくさんのコラボレーションを重ねてきたいわば戦友。今後は、リッター斑奈准尉として帝國世界の中の存在として、物語へ参加してくれます。一体どんな軍人になっていくのか…?まだまだ未知数な斑奈准尉に要注目です。

そして今回のもう一つの注目……帝都神風倶楽部初参戦にして、帝國への帰還はおよそ10数年ぶりという、鳴海少将の登場です!
鳴海少将といえば、かつて「帝國のお母さん」として珠玉のおかん芸と、キレキレのツッコミで臣民を大いに沸かせたレジェンドリッター…。前半のシリアスな軍人芝居では、上官らしい貫禄と安定感ある演技をみせてくれ、後半のコメディパートでは、待ってましたの「お母さんキャラ」を余すところなく披露。その唯一無二のキャラクターは、時を経ても健在でした。

前線へ赴いた立花大将の負傷により、統率がとれなくなるリッター達。それぞれの信じる道へと動き出しますが…果たして思惑も信念もバラバラの彼らに、帝都を守りきることができるのか?
そして黄昏の中、帝都のはずれのスラム街で対峙する風間准将と黒崎大尉。 共に来ないか、と誘う風間准将の言葉を黒崎大尉ははねつけます。 互いの道は分かたれ、決裂した二人の心中はいかに…。

前半が終了し、そしてここで幕間コーナーの帝都神風倶楽部クラブミーティング!
今回は立花大将と鳴海少将をお呼びして、かつての帝國の思い出などを楽しく語ってもらいました。
プライベートでも「たっちゃん」「なるちゃん」と呼び合う仲のいいお二人。ついつい盛り上がってトークも止まらなくなってしまいそうでしたが。これは存分にトークしていただくため、またあのイベントを企画せねばなりませんね…。来年2月、ご期待ください。

CMコーナーは、すっかり定番となった「銀河さん」と「極悪将軍カノーン」の二本立て。
銀河さんは和久井少佐を相方に、全く話を聞かないボケたおし芸を繰り広げます。 このところ徐々に新境地を開きつつある黒崎大尉…。銀河さんの過剰性が黒崎大尉に影響してきているのか…?

極悪将軍カノーン様は、新たに幹部翔馬氏を迎え、だんだんと秘密結社らしくファミリー感が出てきました。晴れて世界征服活動に邁進してくれるのでしょうか?それとも幹部翔馬との幸せな日々に突入してしまうのでしょうか??今後も目が離せません…。

さあそして物語は後半戦へと突入。
立花大将の負傷、風間准将の猛攻により統率の取れなくなったライヒス・リッターは空中分解…。帝都は荒廃し、ならず者の跋扈する世界になってしまいます。
かわいそうな家族から貴重な食料のえのきを強奪するへんた……いや、ならず者。
そこへ極悪将軍カノーンも現れ、壮絶な罵り合いに……。

ああ、この世界を救ってくれる救世主は現れないのだろうか。 民衆の嘆きが、虚しく街に響きます。

と思ったらなぜか場面は転換。いつのまにか…ギタリストの夢を諦め田舎に帰ってきた黒崎大尉が、実家のコンビニを継ぐ物語へと変化してしまいます。

そして物語は息つく間もなくコロコロと転がり続け、ついには「帝都コンビニ大戦」が勃発。
生き残りをかけて、しのぎをけずるコンビニ店長たち!そこへ現れる強引なやり口で買収を続ける成金!鳴海お母さんは人質にとられ…。そしてそこへ現れた謎のヒーローとは…!?もうわけがわかりません。この物語に収取はつくのだろうか……!!??

毎回、新たな課題を作り違った見せ方を試みている帝都神風倶楽部ですが、前回の「第肆話」を経ての、脚本家風間少佐のチャレンジは「笑いに特化してみること」。

ストーリーにコメディを深く組み込み、物語としての笑いを作り上げたのが前回の「第肆話」なら、今回「第伍話」はとにかく笑いでストーリーすら破壊してしまおう!というのがテーマ。 それには当然、掛け合いの面白さを引き出すためのテンポ感が最重要項目となるのですが…。
メンバーが東京と名古屋と離れているという、神風最大のネックはあるものの、事前に何度も読み合わせが行われ、本番に向けてそのテンポ感を練り上げていきました。

…その結果、かなりぶっとんだ内容のものが出来上がってしまったのは、ご覧になった方ならご存知の通りかと思います。
リッター達も、今回はとにかく「はじける」ことを目標に全力でずっこけたりツッコミを入れたり…あまりの全力ぶりに、公演終了後にはみんな完全にくたくたになっておりました。

次回の名古屋公演では、キャストも一部変更となりますが、笑いの掛け合いもさらに突っ込んで、内容も大幅にブラッシュアップ。東京公演とはまた一味違うものをお届けできると思います。
本年最後の公演となりますが、一緒に思いっきり笑いましょう。 皆様のご来場をお待ちしております。

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〜 余 録 〜

リッター間の造反、分裂はまさかの「帝都コンビニ大戦」に発展してしまいました。 各店のロゴは、見てお分かりの通り実際のコンビニのパロディ。 それぞれの店をデザインとともに紹介しちゃいます。

ノーソン 店長:夜桜星丸

合言葉は「村のほっとステーション」!地元密着型コンビニとして地域の人々から親しまれる。イチオシは地元養鶏家から直送の地鶏をつかったトリカラくん。過疎化の農村にも進出し喜ばれている。

マーブルK 元店長:斑奈 翔馬

隣国マーブルから帝都に進出した外資系コンビニ。帝都中部において積極的に展開していたが、時代の荒波に逆らえず、秘密結社悪の華の傘下に下る。が、意外と相性が良いようでその後の業績も上々とか。

秘密結社悪の華ファミリーマート 店長:加納 友緒

長い名前です。略してファミマと呼んでください。 近年急激に精力を拡大する3強の雄。その資本力はトップクラス。 巧みなセールストークと確実な地盤で、伸び悩む諸コンビニを次々取り込み成長している。ただいまマーブルKと蜜月中。

ヘヴンイレブン 店長:風間 利之

帝都コンビニ界最強の歴史と勢力を誇る王者。 キャッチコピーは、「ヘヴンイレブン、いい気分!天国へ行かせてあげるわ…!」 …危ないものは売っていないはずです。
王者なのでとにかくその態度はでかい。

チビストップ 店長(?) 黒崎 蓮

イ●ングループという強大な後ろ盾を持つ安定店にもかかわらず、弱小勢力とまで呼ばれ頼りさなを醸し出すのは、店長が新人なゆえか…? 個性的なオリジナル商品が魅力。コンビニ王を目指して頑張れ黒崎店長!負けるな黒崎店長!

Photograph:Kaori Funakoshi